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世田谷区世田谷の整形外科・リウマチ科

骨粗鬆症治療

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骨粗鬆症とは

骨が脆くなり、骨折する危険が高まっている状態です。
日本人はとても骨粗鬆症が多く、推定1,300万人の患者が潜在し、要介護要因の第4位に挙げられるほど(^1)、生命予後・生活の質に強く影響する疾患ですが、あまり顧みられていないのが現状です。また、椎体骨折で8.6倍、大腿骨頸部骨折で6.7倍の相対死亡リスクが上昇する(^2)という報告もあり、罹患すると一部の肺がんの死亡リスクを上回るほどの危険があります。骨粗鬆症は骨の「病的老化」で、明らかな「疾患」です。骨折は骨が脆くなるために起こる合併症で、予防および治療が必要なのです。

診断法

骨塩定量・骨代謝マーカー計測

骨強度(骨の折れにくさ)=骨塩量+骨質と定義されています。骨質とは骨梁の微小構造やコラーゲン架橋など骨そのものの質をいいますが、現在のところ一般に定量化する方法はありません。しかしながら、未治療の状態では骨強度の7割は骨塩(骨の中のミネラル分)量で決まるともいわれており、精密な計測は骨折の危険性を予測するのにとても重要です。
当院では最新型の橈骨DXA法を使用し、正確で素早い骨塩定量検査を行っています。
また骨は形成と吸収のバランスが悪くなると、骨折しやすくなってしまいます。骨代謝マーカーを計測することで、適切な治療薬の選択したり効果を確認することが出来ます。

FRAX®(WHO骨折リスク評価ツール)

FRAX®を使えば、自分が今後10年間で骨折する確率を概算することも可能です。是非試してください。

治療法

内服による治療

ビスフォスフォネート剤
最も一般的に使われる骨粗鬆症治療薬です。強力な骨吸収作用があり、現在では週に1回、あるいは月に1回内服といった製剤が販売されています。
空腹時に飲まないとほとんど吸収されず効果が減弱するといった欠点があります。
活性型ビタミンD3
腸管からのカルシウム吸収を高めたり、腎臓からのカルシウム排泄を抑えることで血中カルシウム濃度高める効果があります。閉経後日本人女性の大部分がビタミンD欠乏状態にある、といった報告や、転倒予防(ふらつきを抑制する?)といった報告もあり、最近注目されています。
SERM(選択的エストロゲン受容体モジュレータ)
閉経後女性に女性ホルモン(エストロゲン)を補充すると、骨粗鬆症が顕著に改善することは以前より知られていましたが、乳癌発症リスクが高まることなどから骨粗鬆症治療として一般的ではありませんでした。このホルモン補充療法の欠点を解消したのがSERM(サーム)です。骨密度上昇効果はビスフォスフォネート剤に劣りますが骨折予防効果に関してはほぼ同等という報告もあり、使い方に次第でかなり有効です。

注射による治療

カルシトニン
骨吸収抑制作用をもつ甲状腺ホルモンの一種です。骨折予防効果のエビデンスは明確ではありませんが、骨粗鬆症に伴う痛みに効果があります。圧迫骨折や腰背部痛の急性期に使用し効果をあげています。
テリパラチド(フォルテオ®・テリボン®)
骨粗鬆症治療の切り札と言ってもよい新薬です。副甲状腺ホルモンの一種ですが、非常な強力な骨形成作用をもち、80%を超える骨折抑制効果が期待できます。自己注射による連日投与(フォルテオ®)か、週1度の通院による注射(テリボン®)を選択できます。
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